こんにちは、ココナッツチョコ太郎です!
いろいろと目指せ副収入!デッドスペース(狭小地)でできそうな副業を探そう!で検討した結果、自宅のデッドスペースに自動販売機を設置することにしました。
せっかくなので、自動販売機の設置までの道のりを詳しく紹介したいと思います。

この記事は以下のような人にオススメ!
- 自動販売機を設置したい
- 設置までの流れが知りたい
- どのメーカーにするか検討中の人
自動販売機といってもいろいろな種類がありますよね。
今回はドリンクの自動販売機にしましたが、食品やアイスがあったりと奥が深いです。
どの種類の自動販売機にするか決める
そもそも自動販売機を設置するきっかけになったのは、駐車場にデッドスペースが生まれたこともありますが、自宅前のマンションの取り壊しが決まったからです。
現場仕事が始まれば、ドリンクの需要も増えるはずなので、まずはドリンクは確定ですね!
ドリンクといえば、コカ・コーラ。
そしてアイス!
これもあったら買いたくなりませんか?
アイスの自販機で思いつくのは17のロゴが目立つ、グリコのセブンティーンアイスですよね。

販売する種類が決まれば、即問い合わせと行きたいところですが、まずは設置基準の目安を紹介しておきます。
設置基準の目安
メーカーの担当の方に聞いた話ではメーカーの設置基準は結構厳しいらしく、問い合わせの約半数が設置基準に満たないみたいです。
月間販売数が200本ないと電気代も出ないので赤字になってしまいます。
そのため月300本は売れる場所が設置基準みたいですよ。
近くにコンビニや他の自動販売機など競合が多い場所もダメみたいですね。
ただ、大通りに面しているからいいというわけではなくて、裏道や抜け道などのほうが売れるそうなんです。

ちなみに僕の場合は国道から一本入った一方通行の抜け道で道幅もそこそこあるため、車を止めて買いやすい立地になってます。
自動販売機を置けそうな場所があって、近くに自動販売機がない人は一度、問い合わせしてみるといいと思います。
自動販売機の置けそうな場所の注意点やサイズについては【連載その2】自動販売機を設置して副収入をゲットしよう!「設置編」をご覧ください。
メーカーに問い合わせをする
自動販売機の設置の問い合わせするときにどこにするか、わかりますか?
実は問い合わせ先が2種類あるんです。
それはメーカーと卸問屋です。
メーカーとは
メーカーとはドリンクを作っている会社のことです。コカ・コーラやサントリーなんかがメーカーに当たります。
メーカーの特徴としては自社ブランドのドリンクが基本的に自動販売機のラインナップになりますし、自動販売機本体もメーカーからの貸与になるので、最新機種や電子マネー対応型といった自動販売機を設置したい人はメーカー直接がオススメです。
卸問屋とは
卸問屋とはドリンクメーカーから商品を仕入れて、それを小分けして販売している会社になります。
格安100円自販機や独自のパッケージデザインの自動販売機は卸問屋の可能性が高いです。
卸問屋の特徴はいろいろなメーカーからドリンクを仕入れたり、プライベートブランドのドリンクがあったりと1台の自動販売機でいろんな種類のドリンクを安く販売したい人には卸問屋がオススメです。。

では、早速問い合わせしていきましょう!
コカ・コーラに問い合わせ(メーカー)

コカ・コーラが国内設置台数1位なんですね、確かによく見かけます。
ただ、コカ・コーラって高いですよね…
そのデメリットよりも、ブランド力と全自販機標準装備のキャッシュレス決済は捨てがたいです。
問い合わせしたい人はこちらをどうぞ!

僕の場合は設置基準は満たしていたんですが、角を曲がった先ににコカ・コーラの自販機があって競合するため設置不可と言われてしまいました。
メールで問い合わせ後、翌日には電話がありましたよ。
設置実績があったので、スムーズに進んで営業からまた連絡しますと言われて、10日後に設置不可のメールが来ました。
できれば、もうちょっと早くに教えてほしかったです。
サントリーに問い合わせ(メーカー)

出典:サントリー
サントリーのボスのロゴがプリントされた青色の自動販売機もよく見かけますよね。
サントリーも基本キャッシュレス決済対応しているので、コカ・コーラがだめだった今となっては本命です。
ただ、サントリーも競合が多くて、設置不可判断されたコカ・コーラの自販機の隣にサントリーの自販機(家の前から見えます)もあるんです。
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ダメもとでサントリーに問い合わせしてみました。
メールで問い合わせしたら、翌日には営業から電話がかかってきましたね。
競合している旨を伝えたところ、一度現地にて話したいということで翌週に会うことに。
個人事業主として問い合わせたので、法人営業の方が対応してくれました。
詳しく聞いたところ、家から見えている自販機はサントリーさんが設置したわけではなく、協力会社(卸問屋)が設置運営しているみたいなんです。
なので、サントリーの青色の自販機は置けないですが、白色のコンビ機だと設置できるんです!
販売価格と手数料収入
販売価格は小売価格の30円引き(コーヒー缶が110円、500mlペットボトルが150円になります)
手数料収入は売上の10%
契約期間は3年になります。
キャッシュレス決済対応していることを考えれば十分だと思います。
大手ということもあって、対応は丁寧ですが、スピーディーではないです。問い合わせから設置まで1月半ほどかかりました。
ダイドードリンコに問い合わせ(メーカー)

出典:ダイドードリンコ
白地にDyDoのロゴが赤色でプリントされた自動販売機が特徴のダイドードリンコ。
ドリンク自体はちょっとマイナーですが、ダイドードリンコの場合はコラボ自販機があるんです!
ドリンクだけでなくちょっとしたお菓子を一緒に販売できるのはかなりいいと思います。
近場にコンビニがないところはオススメです。
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ダイドードリンコは過去に設置したことがないので、実績という意味で不安でしたが問い合わせしてみました。
メール問い合わせしたら、翌日には営業から電話があり、現地確認のアポ取りをして商談です。
近場にダイドードリンコの自販機はないので競合の問題はないと思います。
結論から言うと設置自体は問題なかったのですが、設置場所でちょっと融通がきかなかったため、いったん保留です。
ただ、レスポンスはすごく早かったです。
その日のうちに金額提示までメールでしてくれました。
販売価格と手数料収入
- 販売価格は小売価格の30円引きの場合は手数料収入は売上の10%
- 販売価格は小売価格の20円引きの場合は手数料収入は売上の15%
販売価格を上げれば手数料収入は増えますが、売れる本数が減ってしまいます。
周辺の競合自販機との兼ね合いで決めるのが無難ですね。
ちなみに、キャッシュレス決済対応はできるんですが月間売り上げ450本以上をめどに設置できるそうです。
チェリオに問い合わせ(メーカー)

出典:チェリオ
メーカーの中でも格安ドリンクのイメージが強いチェリオです。
僕も子供のころ、よくライフガードにお世話になりました。
格安自販機でマイナーなドリンクを安く売るのもいいですが、ネームバリューのあるチェリオを売るのもいいですね。
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いろいろと問い合わせしてて、最後に思い出したのがチェリオでしたが、対応はかなり速かったです。
問い合わせの翌日に担当から連絡があり、その翌日には現地で商談でした。
チェリオはほかのメーカーと違って、営業担当が自販機の補充も兼任しているそうなんです。
この時にはサントリーを設置することを決めていたので、2台目として話を進めました。
サントリーとチェリオの価格帯は違うため、購買層の住み分けができるので設置は可能ということです。
2台目ということで設置場所も一等地ではなくちょっと目立たない場所だったんですが、それでも問題なくOK。
2週間後には設置ができるということで入金口座を書いて、そのまま進めてもらいました。
サントリーより早く設置することになりました。
販売価格と手数料収入
販売価格は決まっているのでそのままの価格です。
手数料収入は売上の10%
契約期間は1年になります。
キリンに問い合わせ(メーカー)

出典:キリン
キリンはすぐ思いつかなかったで問い合わせしてないんです。
ネームバリューも結構あるし、自動販売機も見かけるんですけどお酒のイメージが強いからですかね。
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アサヒに問い合わせ(メーカー)

出典:アサヒ
アサヒもキリンと同様にすぐ思いつかなかったで問い合わせしてないんです。
やっぱりお酒のイメージが強いからですかね。
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伊藤園に問い合わせ(メーカー)

出典:伊藤園
過去に設置していたのにすっかり忘れていましたが、伊藤園もありましたね。
「お~いお茶」が流行った時に結構売れたのを覚えています。
ただ、僕自身が最近はあまりお茶を飲まなくなってしまったので忘れていました。
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卸問屋に問い合わせをする
メーカーと違って卸問屋は住んでる地域によっていろいろあるため、自分の住んでいる地域の卸問屋を検索する必要があります。
グーグルで「自販機 設置」で検索すれば結構出てきますので、そちらのお問い合わせください。
yamakyuに問い合わせ(卸問屋)

出典:yamakyu
近畿ではyamakyuが有名だと思います。
名前は知らなくても、自販機は見たことがあるんじゃないでしょうか。
ちなみに、白色の自販機は月に450本以上売れる見込みの場所に置いているそうです。
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yamakyuはサントリーの協力会社になるため、サントリーの自販機も設置運営しております。
僕の場合はサントリーと直接やり取りしたため、yamakyuはやめておくことにしました。
ただ、販売価格はyamakyuのほうが安かったですし、手数料収入も高かったです。

格安自販機を置きたい人は卸問屋が設置運営している自動販売機がいいと思います。
番外編
セブンティーンに問い合わせ(メーカー)

出典:グリコ
駅やショッピングモールで見かけるグリコのセブンティーンアイスです。
置ければ面白そうですが、立地がかなり良くないとまず個人宅では置けないと思います。
問い合わせはしてみましたが、お断りのメールが返ってきました。

ちなみに卸問屋が運営しているアイスの自販機のサイトでも問い合わせしましたが、こっちは返事さえありませんでしたね。
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冷凍自動販売機(ど冷えもん)に問い合わせ(フランチャイズ)

冷凍食品の自動販売機の設置にも興味あったため、冷凍自動販売機(ど冷えもん)を使った餃子コレクションというセミオペレーションのフランチャイズに問い合わせしてみました。
結論から言うと、まず本体代+契約料で70万円弱必要になり、電気代が月7000円ほどかかってしまい、仕入れ価格もそこそこ必要で利益率も25%と結構なリスクがある割にどれだけ売れるか未知数。
そして、セミオペレーションのため、商品仕入れ、商品補充、売上管理などが必要になってきます。

お店を経営されている人は店舗前においても面白いかもしれませんが、片手間にやるにはリスクが高すぎますね。
まとめ
自動販売機の設置をしてみたい人は設置基準を確認する意味でも、何社かに問い合わせしたらいいと思います。
ただ、基本的に平日の昼間に商談することになるので、時間に余裕がない人はうまく調整してください。
問い合わせからアポ、商談、見積もり提出と結構時間がかかりますのでご注意ください。
自動販売機の設置はメーカーと卸問屋がありますが、最新機種の自販機やネームバリューがあるドリンクを販売したい人はメーカーを格安自販機でいろいろ種類のドリンクを多く売りたい人は卸問屋に問い合わせするといいと思います。