こんにちは、ココナッツチョコ太郎です!
最近、ニュースで高齢者の車の事故がよく流れてますね。
逆走であったり、ブレーキとアクセルの踏み間違えであったりと若いころにはあまり起こさない事故が多いのが特徴ですよね。
僕の父親も80代前半になり足腰も弱くなって、耳も遠くなっています。
もちろん目も悪くなっているんですが、未だに日に1~2回は運転するんです。
もちろん、近場のスーパーに買い出しに行くだけなんですがそれでも心配になります。

この記事は以下のような人にオススメ!
- 高齢の親に運転をやめてほしい人
- 高齢の親に運転回数を減らしてほしい人
- 高齢の親に自発的に免許を返納してほしい人
2024年から父親に免許を返納してもらうべく、家族会議を重ね、ついに運転をやめてもらえた成功談とその際に調べたことを紹介していきたいと思います!
高齢の親に運転をやめてもらうにはどうすべきか?
親に運転をやめてほしい時にできることは、主に以下の3つだと思います。
- 免許を返納してもらう
- 車を最新の車種に変更する
- 車を売却する
もちろん、これ以外にもいろいろ方法はあるかと思いますが、我が家の家族会議で上がった案はこんな感じでした。
免許を返納してもらう

たぶん、どのご家庭でも一番に上がる案がこの免許の返納だと思います。
そして一番難しいのもこの案だと思います。
運転免許証の返納をすんなりと聞いてくれる親ばかりなら、こんなに事故のニュースが流れていないでしょうね。
若いころから運転に自信があった人ほど、高齢になった今も運転がうまいつもりでいる人が多い気がします。
事故後のコメントでもよく『自分は大丈夫だと思った』と耳にしますよね。
この運転に自信のある人に返納や運転をやめてもらうように伝えるのがかなり厄介なんですよ。

僕の父親は若いころ運転手をしていたため、運転にかなり自信があって自分はまだまだ大丈夫だと思ってるタイプでした。
免許証の返納の何が難しいか!
最も難しいのが本人にどう伝えるかだと思います。
もちろん、親の性格によると思いますが、あまりに直接的に運転が下手になっているやもう高齢なんだからと言ってしまうと…
確実にすねます!
すねてしまうと話を聞いてくれませんし、考えとくといって会議を終わらせようとするでしょうね。
では、どのように伝えればいいか?
どういっても無理です。
オブラートに包んでい言ったり、世間一般の話をしてみたり、いろいろな言い方を試してみましたが、ちょっとの間は効果があります。
ただ、1週間もすればまた車に乗り出します。
話をする頻度も多すぎると拗ねてしまうし、高齢の親から車の運転を取り上げてしまうと、認知症になってしまうのではないか?と思う気持ちもありますよね。
そんなやり取りをしつつ、2024年の冬に来年の誕生日になったら免許を返納すると約束してくれました!

僕の父親は1月が誕生日なんです。
誕生日を迎えても、返納することはありませんでした…
その時の父親の言い分は『暖かくなったら返納する』でした。
もちろん、暖かくなっても返納しません。
そして、梅雨に入り、雨が降ってると車じゃないと買い物に行けないと言い出す始末。
高齢者の事故のニュースも毎日のように流れていたため、父親に内緒で緊急の家族会議を予定して最後の説得。
しかし、考えとくという言葉を残して夕食の買い物にさっさと出かけてしまいました。さすがに自転車で行ってましたが。

父親がいなくなった家族会議で返納してもらうのは無理、ほかの方法を考えようという流れになりました。
返納するのが無理なら、車の運転を減らす方法を考えようとして出てきた案が次の2つです。
- 車を最新の車種に変更する
- 車を売却する
車を最新の車種に変更する
車を最新の車種に変更するというのは、うちの奥さんの父親の実体験から来てます。

高齢者が新しいことを覚えるのは結構めんどくさいみたいで、携帯電話を持つことも嫌がった父親なら新しい機能がふんだんについている車に乗るのは最上級にめんどくさいはずです。

ちなみに父親はいまだにスマホではなくガラケーです。
最新の車種を乗ることのメリット
- ブレーキシステム
- 車間距離保持
- 視界確保
ブレーキシステム
衝突防止警報装置・衝突被害軽減ブレーキ・踏み間違い時加速抑制装置など衝突の危険性を早めに察知して警告したり、自動ブレーキ機能を作動させることで衝突を回避してくれます。
車間距離保持
車線逸脱警報装置・車間距離制御装置など十分な車間距離を維持するための安全装置もあります。
視界確保
自動切替型前照灯・標識検知機能といった夜間の運転時にハイビームとロービームを自動で変更してくれたり、標識を自動的に認識して警告をしてくれる機能もあります。

最新の車種を乗ることのデメリット
最新の車ということで価格が高いです。

事故を起こすことに比べれば、安い物かもしれませんがなかなか踏ん切りがつかないですよね。
車を売却する
もう一つの方法が車を売ってしまって、物理的に運転できなくするです。
これなら免許は好きなだけ更新していいですしね。
僕の場合はこっちで話が進みました。
車に代わる交通手段を事前に準備しておくほうがいいでしょう。電動自転車がいいですす。
車の年間維持費はだいたい普通車で30万円から50万円程度かかるといわれています。
車を売れば、それが丸々浮くことと売却したお金も入ってくることを頑張って伝えたのがよかったのかもしれません。
父親も売ってもいいかなという気になってくれました。
それに任意保険の更新がもうすぐあったのも大きかったかもしれません。
ここで父親に売却を任せてはまた元の木阿弥になるでしょう。
少し時間を空けてから、車の査定をしてみることを相談しました。

僕の場合は洗車して磨き上げてから、綺麗な状態のうちに査定したら高くなるはずといって進めました。
査定さえしてしまえば、説得次第で売ることは可能だと思います。
コツは見積もりをもらって数日検討するのではなく、即決で決めることです。
車の査定をする方法は別の記事で紹介したいと思います。
まとめ
高齢の親に免許の返納をお願いするときにネックになるのが、本人が申請することが前提になっていることです。
もちろん委任状を作成して家族が進めることもできますが、手軽ではないためなかなか進まないのが現実だと思います。
返納の説得を頑張るより、車を乗る頻度を下げることを目的にしたほうがいい結果が出ることもあります。
ご家庭によっていろいろ状況は変わると思いますが、僕の場合は車の売却で進めることができました。